【ラヌア動物園】北極圏の動物を鑑賞できるフィンランド最北の動物園
フィンランドのラヌアには、ラヌア動物園という場所があります。
この動物園では、北極圏に生息する動物たちが飼育されており、彼らが自然の中で生きる様子を見学できると評判です。
今回は、この北欧の動物たちが集まるラヌア動物園について詳しく紹介します。
ラヌア動物園の特徴
ラヌア動物園はフィンランドのラヌア市にあり、「ラヌアワイルドライフパーク(Ranua Wildlife Park)」という正式名称を持ちます。
この動物園は1983年に開園し、北極圏に生息する動物を中心に展示しています。
ラヌアはフィンランドのラップランド州に属する小さな町で、人口は約4,000人です。
また、ラヌアはフィンランド国内でも北部に位置し、フィンランド最北の動物園として知られています。
世界的に見ても、世界最北の動物園であるノルウェーのポーラーパークに次いで、世界で2番目に北にある動物園とされています。
園内で暮らす北極圏の動物たち
フィンランド最北のラヌア動物園では、飼育されてい動物もその多くが北極圏に暮らす動物です。
ユーラシアオオヤマネコやオオカミ、ヒグマやウルヴァリンなど、日本では滅多にお目にかかれない動物ばかりです。その数は約50種類、およそ200匹となります。
さらにラヌア動物園はフィンランドで唯一、ホッキョクグマを鑑賞できる動物園でもあります。 園内の動物はフィンランドに生息する動物が大半ですが、こちらのホッキョクグマはスウェーデンから輸送されました。
さらにラヌア動物園はフィンランドの広大な森林の中に存在しており、日本で言う「動物園」よりも、どちらかと言えば「サファリパーク」に近いです。
動物園内の移動には、全長約3kmの遊歩道を利用します。区画ごとに異なる動物が飼育され、森の中をハイキングする感覚で巡っていきます。
動物たちも森林内という、本来の居住環境に近い条件の中で、とてものびのびと暮らしているそうです。
まとめ
フィンランド最北の動物園であるラヌア動物園では、ホッキョクグマをはじめ、北極圏に生息する様々な動物を鑑賞できます。
フィンランドの雄大な森林をそのままに動物園という機能を取り入れた、まるでサファリパークのような環境も魅力とされています。