ノルウェーの中でも北部の北極圏に位置するトロムソは、周囲を穏やかなフィヨルドに囲まれた都市です。
街には多くの建築や自然スポットがあり、人気の観光地となっています。今回は、トロムソの特徴や主要な名所について紹介します。
トロムソの特徴
トロムソは北欧ノルウェーの北部、北極圏に位置する都市です。 トロムソの市街地はトロムソ島と呼ばれる、21㎢の面積からなる島にあります。
そして総人口は約8万人で、これはノルウェー国内では第8位の規模です。 さらにロシアを除く北欧諸国の北極圏の中では最大規模となります。
トロムソは北極圏に属するということで、冬には美しいオーロラを観測できます。 一方で夏季には1日を通して太陽が沈まない白夜という現象も起きます。
そして意外なのが気候です。オーロラが見られるほどの高緯度にありながら、気候は他の北欧諸国と比べても温暖です。
これはメキシコ湾流という暖流によるもので、冬場でもマイナス5℃前後までしか下がりません。
このように穏やかな気候と周囲を海に囲まれた立地から、トロムソでは19世紀頃からアザラシの狩猟や漁業が発展し、各地を結ぶ交易拠点でもありました。
さらにノルウェーのフィヨルドなど壮観な自然景観も相まって、スウェーデンの首都ストックホルムが「北欧のベニス(ヴェネツィア)」と言われるように、トロムソも「北のパリ」と呼ばれるようになりました。
ランドマークである北極教会
トロムソのランドマークと言えるのが、トロムソダーレン教会とも称される北極教会です。北極教会は1965年、建築家のヤン・インゲ・ホーヴィの設計により建築されました。
教会正面はガラス張りの玄関口に十字架の柱もデザインされた、モダンな佇まいです。
さらに教会側面は、コンクリート製の壁を絶妙にずらしながら重ねた構造となります。この独自の設計はパイプオルガンの音響効果を意識したものと言われています。
内部には船のマストをイメージしたというパイプオルガンに、キリストの復活をテーマとしたステンドガラスが出迎えてくれます。ガラスを多用したデザインのおかげで自然光も差し込み、教会の雰囲気も非常に明るいのだそうです。
ちなみにこちらの教会はトロムソ島の対岸のノルウェー本土側にあるので、移動の際は注意しましょう。
トロムソ島と本土を繋ぐトロムソ橋
トロムソ島とノルウェーの本土を繋ぐアクセスの要所とされるのが、トロムソ橋です。
トロムソ橋の全長は1036m。トロムソ湾を横断するようにかかる、大規模な橋です。
トロムソ橋は車両と歩行者、両方が利用できます。
ポラリア水族館は世界最北の水族館
ポーラリア水族館は、世界で最も北に位置する水族館で、1997年にノルウェー環境庁によって建設されました。
ポーラリア水族館は、個性的な外観で知られており、まるでドミノ倒しのような形をしています。
こちらでは、北極圏に生息する海洋生物が中心に展示されています。また、北極圏の生態系やオーロラの仕組みなど、子供たちを対象にした教育的な展示も行われています。
絶景スポットのストールシュタイン山
ストールシュタイン山は、トロムソの絶景スポットとして知られる岩山です。標高は420mで、年間を通してケーブルカーが頂上まで運行しています。
頂上からは、シンプルなトロムソの街並みや地平線に広がるフィヨルドの素晴らしい景色を眺めることができます。
まとめ
トロムソでは教会や水族館、北欧の自然を感じられる景観まで、様々な体験を楽しめます。
また、トロムソは小さな街なので、中心地から徒歩園内に宿泊施設やカフェ、ショップなどの施設が集中しているのも便利ですね。