【クーサモ】スキーリゾートやオーロラ観測を楽しめるフィンランドの町
フィンランド北部にはクーサモという町があります。クーサモ周辺には、フィンランド有数のスキーリゾート地や国立公園など、自然を満喫できるスポットが数多くあり、人気の観光エリアとなっています。
そこで今回は、様々なアクティビティが体験できるクーサモについて紹介していきます。
クーサモの特徴
クーサモとは、フィンランド北部ポフヤンマー県に位置する人口約16,000人の町です。
周囲を針葉樹林と湖に囲まれた、自然に恵まれたエリアであり、ロシアの国境にも近接しています。
商業施設は少ないものの、自然環境を活かした数多くのアクティビティが存在しています。
町の近隣には、スキーリゾート地のルカ、広大なオウランカ国立公園があり、夜にはオーロラを観賞することもできます。
冬季にオーロラ観測も可能
フィンランドで有名なオーロラ観測スポットとしては、イナリやロヴァニエミが挙げられますが、クーサモも北緯65度以北のオーロラベルト帯に位置しており、10月から3月の冬季にはオーロラ鑑賞ができることが知られています。
そのため、クーサモは、知る人ぞ知るオーロラ観測スポットと言われています。
ルカは有名なスキーリゾート地
クーサモでは、オーロラ観賞だけでなく、冬季にはウィンタースポーツが盛んに行われます。
その中でも、クーサモを代表する場所は町から北に20kmに位置するスキーリゾート地、ルカです。
ルカはフィンランドでも有数のスキー場であり、世界中から多くのスキーヤーが訪れます。過去にはスキー国際連盟(FIS)によるノルディックスキーのワールドカップや、2005年にはフリースタイルスキー世界選手権も開催されました。
スキー場の広大な土地には、美しい雪景色や針葉樹林が広がり、森と湖の国フィンランドを表現したかのような絶景が楽しめます。
また、リフトやインストラクター、防寒着のレンタルなど、充実した施設やサービスが用意されています。
深い自然に覆われたオウランカ国立公園
オウランカ国立公園は、クーサモやルカから更に北上した北オストロボスニア地方に位置する国立公園です。
1958年に設立され、敷地面積は270㎢に及びます。公園内には、絶滅危惧種を含む多数の野生動植物が生息しており、クマやオオヤマネコ、トナカイなどが見られます。
公園内には整備された散策コースがあり、雄大な自然景観を眺めながらのトレッキングを楽しめます。
まとめ
クーサモは、ロシア国境に隣接したフィンランド北部の町です。
周辺には、人気のスキーリゾート地であるルカがあり、スキーやスノーモービル、北欧の名物であるトナカイぞりなど、ウィンタースポーツを楽しめます。
一方、夏にはオウランカ国立公園でのボートやトレッキングなど、フィンランドの自然を肌で感じることのできるアクティビティも楽しめます。