会話表現
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#13 飛行機で機内食を頼む時の表現|スウェーデン語の旅行フレーズ

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Haruno

長距離フライトでは、機内食の注文や飲み物のリクエストなど、客室乗務員といくつかのやり取りが必要になります。

スウェーデン語で注文する際は、「希望を丁寧に伝える」「メニュー内容を確認する」「飲み物や追加の希望を添える」など、状況に合った表現が求められます。

ここでは、機内食を注文するときに使える実用的なスウェーデン語表現を紹介します。

会話例

A
A

Ursäkta, kan jag få se menyn för dagens måltider?
(すみません、本日の機内食メニューを見てもよろしいですか?)

B
B

Självklart. Vi har kyckling med ris eller pasta med tomatsås.
(もちろんです。チキンライスと、トマトソースのパスタがございます)

A
A

Jag tror att jag tar kycklingen. Hur stark är kryddningen?
(チキンをいただこうと思います。味付けは辛めですか?)

B
B

Den är ganska mild. Vill du ha sallad och bröd till?
(辛さは控えめですよ。サラダとパンもお付けしますか?)

A
A

Ja tack. Och kan jag få ett glas äppeljuice också?
(はい、お願いします。それからアップルジュースもいただけますか?)

B
B

Absolut. Jag kommer med allt strax.
(かしこまりました。すぐにご用意してお持ちいたします)

1. メニューを確認する

機内食を注文する際は、まずメニューの確認や希望を伝えるところから会話が始まります。

  • Kan jag få se menyn för dagens måltider?
    (本日の機内食メニューを見てもよろしいですか?)

“Kan jag få … ?” は「〜を受け取ってもよいですか?」という意味で、相手への配慮を示す表現です。

類似表現とニュアンス:

スウェーデン語ニュアンス
Kan jag få … ?標準的で丁寧。
Skulle jag kunna få … ?より丁寧な依頼。「可能であれば…」のニュアンス。
Har ni menyn?事務的な確認で、ややカジュアル。

機内ではサービスを受ける側として、 “kan jag få” または “skulle jag kunna få” のどちらかを使うのが適切です。

2. 機内食の種類・内容を確認する

航空会社によって機内食の内容は異なり、味つけや辛さが気になることもあります。そのため、疑問点があれば注文前に質問してみましょう。

  • Hur stark är kryddningen?
    (味付けは辛めですか?)

“kryddningen” は「スパイスの効き具合」「味付けの強さ」を表す単語で、料理の特徴を聞きたいときに最適です。

他の確認例:

  • Är den mild eller kryddig?
    (辛さは控えめですか、それともスパイシーですか?)
  • Hur smakar den?
    (どんな味ですか?)
  • Är portionen stor?
    (量は多いですか?)

乗務員の返答例:

  • Den är ganska mild.
    (辛さは控えめです)
  • Den är lite kryddig.
    (少しスパイシーです)
  • Det är ett populärt val.
    (人気のあるメニューです)

料理の味や特徴を表す場合、“ganska”(かなり)や “lite”(少し)など程度を示すスウェーデン語がよく使われます。

3. 追加で注文する

機内食では飲み物などのサービスがセットになっていることが多く、乗務員がよく確認してくれます。

  • Vill du ha sallad och bröd till?
    (サラダとパンもお付けしますか?)

“till” は「〜に添えて」で、付け合わせを示す前置詞です。

  • Kan jag få ett glas äppeljuice också?
    (アップルジュースもいただけますか?)

“också”(〜も)を入れることで自然な追加依頼になります。

他の追加例:

  • Kan jag få lite mer vatten?
    (水をもう少しいただけますか?)
  • Kan jag få kaffe senare?
    (コーヒーは後でもらえますか?)
  • Skulle jag kunna få en extra servett?
    (追加のナプキンをいただけますか?)

4. 注文を締める際の乗務員の表現

注文が完了すると、客室乗務員は次のように締めます。

  • Jag kommer med allt strax.
    (すぐにご用意してお持ちいたします)

strax は「すぐに」「まもなく」という意味で、接客の場面で頻出する副詞です。

次のような表現も一般的です:

  • Jag återkommer snart.
    (すぐ戻ります)
  • Allt är klart.
    (ご注文は以上です)
  • Beställningen är registrerad.
    (ご注文を承りました)

まとめ

  • Kan jag få se menyn?
    → 機内食の注文をする際の依頼表現。
  • Hur stark är kryddningen?
    → 料理の味付けや特徴を確認するための質問。
  • Kan jag få … också?
    → 飲み物や追加メニューを依頼するときのフレーズ。
  • Jag kommer med allt strax.
    → 注文が完了した後に乗務員が使う表現。
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