#10 レストランで支払いをする時の表現|スウェーデン語の生活フレーズ

レストランでの支払いは、会計を丁寧にお願いしたり、支払い方法を選んだりと、いくつかのステップを踏む必要があります。
スウェーデンはキャッシュレスが進んでいるため、カード払いなどの支払い方法について会話する機会も多く、支払い関連のスウェーデン語表現を理解しておくとスムーズにやり取りができます。
ここでは、会計依頼から支払い方法の確認、レシートの受け取りまで、一連の流れで使えるスウェーデン語表現を詳しく解説します。
会話例

Ursäkta, kan vi få notan när du har tid?
(すみません、お時間のあるときにお会計をお願いできますか?)

Absolut. Vill ni betala tillsammans eller var för sig?
(かしこまりました。ご一緒にお支払いですか、それとも別々になさいますか?)

Vi betalar var för sig, tack. Jag tar min med kort.
(別々でお願いします。私はカードで払います)

Inga problem. Kortterminalen kommer här.
(承知しました。カード端末をお持ちします)

Tack. Och kan jag få ett kvitto också?
(ありがとうございます。レシートもいただけますか?)

Naturligtvis. Här är kvittot.
(もちろんです。こちらがレシートになります)
1. 会計をお願いする
レストランでお会計をお願いする際には、相手のタイミングを尊重しつつ丁寧に依頼することが大切です。
- Ursäkta, kan vi få notan när du har tid?
(すみません、お時間のあるときにお会計をお願いできますか?)
ポイントは “när du har tid”(お時間のあるときに)という部分です。店員に急かしている印象を与えず、「手が空いた時で構いません」という配慮を含んだ言い方となります。
次のような頼み方もできます:
- Kan vi få notan, tack?(お会計をお願いします)
→ シンプルでよく使われる表現。 - Skulle vi kunna få notan?(お会計をお願いできますか?)
→ より丁寧で控えめな言い方。
これらの表現は、席での支払いでもカウンター形式の店でも問題なく使えます。
2. 支払い方法を伝える
複数人で食事をした場合、支払いの方法として “tillsammans”(一緒に)か “var för sig”(別々で)を確認されます。
- Vill ni betala tillsammans eller var för sig?
(ご一緒に支払いますか? それとも別々になさいますか?)
“var för sig” は「それぞれで」「別々に」という意味で使われます。
スウェーデンではキャッシュレス化が進んでおり、次のような支払い方法があります。
- kort(カード)
- Swish(決済アプリ)
- kontanter(現金)※不可の店も多い
スウェーデンではカードやSwishが支払い方法の主流となっています。
3. 支払いを進める
支払い方法が決まると、店員は端末やレシートを準備します。
- Inga problem. Kortterminalen kommer här.
(承知しました。カード端末をお持ちします)
“inga problem” は「問題ありません」という意味です。
類似表現:
- Det går bra.(大丈夫です)
- Absolut.(もちろんです)
- Det fungerar fint.(問題ありません)
客側の応答例:
- Perfekt, tack.
(問題ありません、ありがとうございます) - Det fungerar bra.
(それで大丈夫です)
支払い時のやり取りはシンプルですが、丁寧に返答することで会計を円滑に進められます。
4. 支払いを終える
支払い後はレシートを受けったり、会話の締めのあいさつを行います。
- Kan jag få ett kvitto också?
(レシートもいただけますか?)
kvitto(レシート/領収書)は、日常で頻繁に使う単語なので覚えておくと便利です。
最後にあいさつとして、以下のような表現が使われます。
- Tack så mycket.
(どうもありがとうございました) - Ha en trevlig kväll.
(良い夜をお過ごしください) - Trevlig helg!
(良い週末を!)
丁寧にお礼のあいさつをすることで、お互い気持ちよく会話を終えることができます。
まとめ
- Ursäkta, kan vi få notan när du har tid?
→ 会計を依頼するときの導入表現。 - Vi betalar var för sig.
→ 「別々で支払う」ためのフレーズ。 - Jag tar min med kort.
→ 支払い方法を伝える表現。キャッシュレス社会のスウェーデンで必須。 - Kan jag få ett kvitto också?
→ レシートを依頼すると定番フレーズ。




