#9 レストランで注文する時の表現｜スウェーデン語の生活フレーズ

レストランで食事をする際は、メニューの確認、料理の注文、希望の伝え方など、いくつかの基本的なやり取りが必要になります。

スウェーデン語での注文場面では、「丁寧に依頼する」「料理の特徴を確認する」「追加注文や変更を希望する」など、状況に応じた表現を使い分けることが大切です。

ここでは、レストランで注文する際のスウェーデン語表現、料理の確認方法、希望を伝えるフレーズなどを紹介します。

会話例

A

Rätterna på menyn ser verkligen goda ut. Jag tror att jag börjar med dagens soppa.
（メニューの料理はどれも美味しそうですね。まずは本日のスープからいただこうと思います）

B

Vill du ha bröd till soppan?
（スープにパンをお付けしますか？）

A

Ja, gärna. Och sedan skulle jag vilja beställa laxen med citron.
（はい、お願いします。それから、レモン風味のサーモンも注文したいです）

B

Självklart. Vill du lägga till en sallad eller något att dricka?
（かしこまりました。サラダやお飲み物を追加されますか？）

A

Jag tar en liten sallad och ett glas mineralvatten.
（小サイズのサラダとミネラルウォーターを1杯お願いします）

B

Perfekt. Jag kommer med soppan strax.
（承知しました。スープはすぐお持ちします）

1. 料理を注文する

レストランで席に着いたら、さっそく料理を注文してみましょう。注文のときは、スウェーデン語で次のような表現を使います。

“tror att” は「〜だと思う」という意味で、断定を避けた柔らかい表現ができます。

また、“börjar med”は「〜から始める」を表し、順番に料理を注文する場合に役立ちます。

注文の際は、利用シーンに応じて以下の表現を使い分けましょう。

2. 料理の確認や追加注文をする

注文の途中で店員から付け合わせや追加を勧められたり、客側が追加希望を出す場面はよくあります。

店員側の質問：

“till” は「〜に添えて」という意味の前置詞で、料理のセット内容を確認するときに使われます。

客側から要望を伝える場合：

Skulle jag kunna få … ? は「できれば〜をお願いしたいのですが」という丁寧で依頼表現です。断定を避け、相手に選択肢を残す控えめなニュアンスを出せます。

3. 店員からの提案に応じる

店員から追加の注文を勧められ、それに応じる場合は次のように答えます。

“Jag tar …” は「〜をお願いします」というシンプルな応答表現です。

他の返答例：

“gärna” は「喜んで」という意味で、肯定の返事としてとても丁寧な印象を与えます。

4. 注文が完了する

注文がすべて終わったら、店員は次のように締めます。

ここでの “strax” は「まもなく」「すぐに」を意味する副詞で、飲食店の接客フレーズとして一般的です。

その他の接客フレーズ：

いずれも落ち着いた、丁寧なトーンの表現です。

まとめ