#1 カフェで注文する時の表現|スウェーデン語の買い物フレーズ

スウェーデンのカフェ文化はシンプルで落ち着いており、コーヒーはもちろん、シナモンロールといったスイーツも楽しめます。
カフェでの注文時には、英語と同様に丁寧な言い回しが好まれます。特に「選択肢の確認」「追加注文」など、よく使われる会話パターンを身につけておくとスムーズに注文できます。
ここでは、カフェでオーダーする際のスウェーデン語表現を、例文や文法ポイントと合わせて詳しく解説します。
会話例

Hej! Jag skulle vilja beställa en cappuccino.
(こんにちは! カプチーノを一つ注文したいです)

Självklart. Vill du ha den liten eller stor?
(かしこまりました。小サイズと大サイズ、どちらにしますか?)

En stor, tack. Och kan jag också få en kanelbulle?
(大サイズでお願いします。それから、シナモンロールもいただけますか?)

Absolut. Här eller att ta med?
(もちろんです。店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?)

Här, tack.
(店内でお願いします)

Perfekt. Det blir 78 kronor totalt.
(承知しました。合計78クローナになります)
1. 注文を伝える
カフェで注文するときに一般的なフレーズはこちらです。
- Jag skulle vilja beställa …
(〜を注文したいのですが)
“skulle vilja” は、直訳すると「〜したいと思うのですが」と控えめに依頼する表現です。英語の “I would like to …” に近い丁寧さがあり、注文の第一声としておすすめです。
- Jag skulle vilja beställa en cappuccino.
(カプチーノを一つ注文したいです)
スウェーデン語の注文では、この “skulle vilja” を使うことで柔らかな印象を出せます。
反対に “Jag vill ha …”(〜が欲しい)は友人との日常会話では使えますが、やや直接的で依頼表現としての丁寧さは弱くなります。そのため、カフェやレストランでは “skulle vilja 〜”の方が適切です。
2. サイズや種類を選ぶ
カフェで注文した際には、店員から飲み物のサイズを尋ねられます。
- Vill du ha den liten eller stor?
(小サイズと大サイズ、どちらにしますか?)
“liten / stor” はそれぞれ「小さい/大きい」を意味する形容詞です。
以下の質問もよく聞かれます。
- Med eller utan mjölk?
(ミルクはありですか? なしですか?) - Vill du ha socker?
(砂糖は入れますか?) - Vilken sorts te vill du ha?
(どの種類のお茶がよろしいですか?)
返答の際は、シンプルに答えましょう。
- En stor, tack.(大サイズでお願いします)
- Utan mjölk, tack.(ミルクなしでお願いします)
“tack”(ありがとうございます)をつけることで丁寧さがぐっと増し、応答として自然になります。
3. 追加注文や軽食のリクエストをする
スウェーデンのカフェでは、コーヒーに加えて kanelbulle(シナモンロール)や smörgås(サンドイッチ)も注文できます。
追加注文には以下の表現が便利です。
- Kan jag också få … ?
(〜もいただけますか?)
こちらは依頼表現 “kan jag få 〜”(〜をいただけますか?)に、副詞 också(〜も)を添えた形となります。
- Kan jag också få en kanelbulle?
(シナモンロールもいただけますか?)
“Kan jag få … ?”は礼儀正しい依頼表現として、カフェを問わず多くの飲食店で使える万能フレーズです。
4. 店内利用 / 持ち帰りを選ぶ
カフェでは店内で飲むか、テイクアウトするか選ぶ必要があります。その際に店員から次のように尋ねられます。
- Här eller att ta med?
(店内ですか? 持ち帰りですか?)
答え方は以下の通りです。
- Här, tack.(店内でお願いします)
- Att ta med, tack.(持ち帰りでお願いします)
どちらも tack をつけることで丁寧な印象になります。
5. 会計時の表現
注文が決まったら、最後に会計を行います。
- Det blir 78 kronor totalt.
(合計78クローナになります)
ここでの “det blir …” は、“It comes to …” に近い表現で、金額を提示するときの定型句です。
次のような支払い時の表現も覚えておくと、スムーズに会計ができます。
- Jag betalar kontant.
(現金で払います) - Kan jag betala med kort?
(カードで払えますか?)
まとめ
- Jag skulle vilja beställa …
→ 「〜を注文したいです」という注文のフレーズ。 - Vill du ha den liten eller stor?
→ サイズや種類を確認する際に使われる質問。 - Kan jag också få … ?
→ 追加注文を頼む時に使える便利なフレーズ。 - Här eller att ta med?
→ 店内利用か持ち帰りかを確認する質問。
