【スウェーデン語文法#29】現在完了形(har + 完了分詞)
春乃 NAVIA(ナヴィア)
スウェーデン語では英語と同じように、形容詞をもとにして副詞を作ることができます。
例えば、英語では quick(形容詞)→ quickly(副詞)のように、語尾に「-ly」をつけて形を変えます。
スウェーデン語の場合、形容詞を副詞化する際は、形容詞の基本形の語尾に「-t」をつけて副詞を作ります。
このレッスンでは、形容詞から副詞への派生方法、使い方のルール、文中での位置、そして注意点などを詳しく解説していきます。
スウェーデン語の文法では、形容詞と副詞は密接な関係があります。
どちらも物事の性質や状態を説明しますが、その役割には明確な違いがあります。
このように、「何を修飾しているか」によって形容詞/副詞を使い分ける必要があります。
スウェーデン語の形容詞は、文中の名詞の性や数に応じて語尾変化があります。
そして、副詞として使うときには、形容詞の中性単数形(-t形)と同じ形にするのが一般的です。
つまり、形容詞の基本形の語尾に「-t」を付けることで、副詞にすることができます。
形容詞 | 副詞 |
---|---|
en snabb bil(速い車) | Han springer snabbt.(彼は速く走る) |
en långsam sång(ゆっくりした歌) | Hon talar långsamt.(彼女はゆっくり話す) |
en vacker blomma(美しい花) | Hon sjunger vackert.(彼女は美しく歌う) |
副詞には、以下のような役割があります。どれも文全体の意味を支える大切な存在です。
副詞の位置は比較的自由ですが、動詞の直後または文末に置かれることが多いです。
この場合、動詞のあとに副詞を置くのが基本的な語順となります。
形容詞を修飾することで、「どれくらい~か」を具体的に表します。
副詞は、他の副詞を修飾することで、さらに詳しい説明を加えることができます。