【スウェーデン語文法#8】Yes / No 疑問文の作り方

スウェーデン語では、「はい/いいえ」で答えられる疑問文(Yes / No 疑問文)を作るときに、語順を変えるだけで簡単に質問の形にすることができます。
特に英語とよく似た構造になっているため、英語に慣れている方には理解しやすいでしょう。
このレッスンでは、Yes / No 疑問文の作り方、語順のルール、答え方、そしてよく使われる例文を解説していきます。
1. スウェーデン語のYes / No疑問文とは?
スウェーデン語におけるYes / No疑問文とは、「はい」「いいえ」で答えられる質問のことです。
たとえば、「あなたはスウェーデンに住んでいますか?」「彼は元気ですか?」といった、事実を確かめたいときのシンプルな質問形式です。
スウェーデン語では、こうしたYes / No 疑問文を作るときに、特別な疑問詞(何・誰・どこ)などは使わず、文の語順を変えるだけで済みます。
そのため、学習者にとっては比較的取り組みやすい文法のひとつです。
2. 基本ルール:VSO語順(動詞 → 主語 → 目的語)
Yes / No疑問文を作るとき、スウェーデン語では動詞を文の先頭に置くのがルールです。
これを「VSO語順」と呼び、「V(動詞)+ S(主語)+ O(目的語・補語)」の語順となります。
この構造を覚えておけば、肯定文から疑問文への変換も簡単です。以下の例文で確認しましょう。
- 【肯定文(SVO)】
Du bor i Sverige.(あなたはスウェーデンに住んでいます) - 【疑問文(VSO)】
Bor du i Sverige?(あなたはスウェーデンに住んでいますか?)
→動詞 bor(住んでいる)を文頭に出すだけで、疑問文になります。
英語で言えば、“You live in Sweden.” → “Do you live in Sweden?” という形になります。
一方でスウェーデン語には do に相当する助動詞はなく、語順を変えるだけで済むのが特徴です。
3. 例文で語順を確認
以下のような例文で、肯定文との違いを比較してみましょう。
肯定文 | 疑問文 | 日本語訳 |
---|---|---|
Du är trött. | Är du trött? | あなたは疲れていますか? |
Han bor i Uppsala. | Bor han i Uppsala? | 彼はウプサラに住んでいますか? |
Ni talar svenska. | Talar ni svenska? | あなたたちはスウェーデン語を話しますか? |
De jobbar på kontoret. | Jobbar de på kontoret? | 彼らはオフィスで働いていますか? |
それぞれの疑問文では、「動詞 → 主語」の語順になっていることに注目してください。
スウェーデン語では疑問文はVSO型が一般的で、例外も少ないため、初心者にも扱いやすい構造です。
4. 疑問文の答え方:Ja(はい)/ Nej(いいえ)
疑問文を作れるようになったら、次は答え方を覚えましょう。
スウェーデン語では、以下のように答えます:
表現 | 意味 |
---|---|
Ja(ヤー) | はい(Yes) |
Nej(ネイ) | いいえ(No) |
「Ja / Nej」で肯定もしくは否定を示したあとは、主語+動詞の形で答えを続けるのが一般的です。
- Bor du i Sverige?(あなたはスウェーデンに住んでいますか?)
→ Ja, jag bor i Sverige.(はい、住んでいます)
→ Nej, jag bor inte i Sverige.(いいえ、住んでいません)
否定語 inte(〜ない)を使って否定文を作る際は、動詞のすぐ後に置くのが基本です(詳細は次回のレッスンで解説します)。
5. 文法上の注意点と間違えやすいポイント
スウェーデン語の疑問文はシンプルですが、語順を守らないと意味が正確に伝わりません。以下に、よくある間違いと正しい形を整理します。
誤った文 | 正しい文 | 解説 |
---|---|---|
× Du är trött? | ◯ Är du trött? | 疑問文では、動詞「är」を文頭に出す必要があります。 |
× Ni talar svenska? | ◯ Talar ni svenska? | 主語の前に動詞を置くのが基本です。 |
× Är trött du? | ◯ Är du trött? | 主語(du)は動詞の直後に置きます。 |
疑問文の基本は「動詞→主語→残りの情報」。この順番を意識することが大切です。
6. まとめ
- スウェーデン語のYes / No 疑問文は、動詞を文頭に置くVSO語順で作ります。
- 特別な助動詞は不要で、語順だけを変えるシンプルな構造です。
- 答え方は Ja(はい) / Nej(いいえ)を使い、その後に主語+動詞の形で返答するのが自然です。
- 語順ミスに注意しながら、日常的な文型として繰り返し練習することが習得の近道です。