食事

【スモーブロー】デンマークの国民的オープンサンド

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こんにちは、伊東琢哉です。

北欧デンマークで「スモーブロー」と言われる、塩漬けニシンやローストポーク、野菜類をたっぷりとライ麦パンの上に盛り付けたサンドイッチを食べるのがランチタイムの定番となっています。

酪農と養豚が盛んなデンマークならではの豊富な具材、そのボリュームや見た目のカラフルさも特徴です。

今回はそんなデンマークの名物料理、スモーブローについてご紹介します。

デンマークの定番ランチ、スモーブロー

デンマークのランチタイムで定番の料理とされているのが、スモーブローと呼ばれる伝統的なオープンサンドイッチです。

薄くスライスしたライ麦パンやバゲットの上に、肉や魚、乳製品や野菜といったトッピングをたっぷりと盛り付けられているのが特徴です。

スモーブロー(Smørrebrød)は、デンマーク語でバターを意味する「Smørre(スモー)」、パンを意味する「brød(ブロー)」が合わさった、直訳するとバターが塗られたパンということになります。

デンマークでは元々、スモーブローは前日の残り物をシンプルにパンに乗せただけの料理でした。

現在では職場や学校でのランチで定番のメニューとして、あるいはカジュアルなファストフードとして、デンマークの国民的な料理となっています。

Photo by Luisa Brimble on Unsplash

スモーブロー独特の食べ方として、一般的なサンドイッチのように手掴みで食べるのではなく、ナイフとフォークを使ってパンとトッピングを一口大に切り分けて食べます。

パンで食材を挟むのではなく、そのまま上に盛り付けるオープンサンドイッチ形式なので、ナイフとフォークを使用した方が、食材がこぼれ落ちたりせずに都合が良いのです。

スモーブローに使用される食材とは?

スモーブローに必要な材料は、パン・スプレッド・ポレッグです。

土台となるスライスしたパンは、ライ麦パンを使うのが定番です。

また、スプレッドとはジャムやクリームなど、パンの表面に塗る物一般を指す言葉です。

そしてポレッグはスモーブローに乗せる具材のこと。

メインとなる肉や魚、味や見た目を整えるハーブや野菜・果物など自分好みの食材を選び、パンが隠れるほどふんだんに盛り付けるのがポイントです。

程よい酸味があるライ麦パンが定番

スモーブローでは、クラムがぎっしりと詰まり程よい酸味があるライ麦パンが好んで使われます。

デンマークをはじめ北欧諸国では、寒冷な気候でも育つライ麦で作ったパンが伝統的に食べられてきたからです。

もちろん、ライ麦パン以外にも食パンやフランスパンのスライスを使っても問題ありません。

肉に魚、乳製品までデンマークの特産をトッピング

具材であるポレッグにも、デンマークの特色が現れています。

デンマークは九州地方ほどの面積でありながら国土の約62%が農業用耕地であり、養豚と酪農といった畜産業が国内の主要産業となっています。

また、ユトランド半島に位置し国土全体が海に囲まれているデンマークは、世界有数の漁業国の1つに数えられています。

そのため、スモーブローにもデンマーク特産の食材が目白押し。

パンに塗るスプレッドには、サワークリームやバターといった乳製品に珍しいレバーペーストがよく使用されます。

具材であるポレッグにもローストポークや塩漬け牛肉、ベーコンやハムといった肉類が豊富に使われます。

ハイカロリーな肉類以外にも、スモークサーモンやニシンの塩漬け、エビといったデンマーク名物の海鮮類も人気の食材です。

他にもゆで玉子やトマト、アボカドなど、食材のバリエーションは多岐に渡ります。

その日の気分や好みによって具材をトッピングすれば、見た目も華やかなスモーブローが出来上がりです。

まとめ

デンマークの国民的料理としてスモーブローは、ランチのお弁当のみならず、専門店も出店されるほど幅広いシーンで食べられています。

ライ麦パンの上にクリームやバターを塗り、具材をトッピングするというシンプルな料理ながら、自由自在に好みの食材を盛れるためメニューの幅が広く、見た目もかなりおしゃれです。

材料さえ揃えば日本でも簡単に作ることができるので、明日のお昼のお弁当にいかがですか。

ABOUT ME
伊東 琢哉
横浜市に暮らしているフリーライターです。普段はスタバでコーヒーを飲みながら執筆活動をしています。シンプルな北欧デザインや雑貨、自然に魅了され、北欧の情報を日々ブログを通して発信しています。